自然科学研究機構 生命創成探究センター
探針走査型高速原子間力顕微鏡/蛍光顕微鏡複合装置
設備・機器情報
設備・機器名 | 探針走査型高速原子間力顕微鏡/蛍光顕微鏡複合装置 |
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設置場所 | 自然科学研究機構 生命創成探究センター |
2つのタイプの高速原子間力顕微鏡(AFM)が設置された探針走査型高速原子間力顕微鏡/蛍光顕微鏡複合装置です(SS: サンプルスキャンタイプ、PS: プローブスキャンタイプ)。両方ともタンパク質の構造変化や分子間相互作用を1 nmの空間分解能、10 fps以上の時間分解能で観察することができます。また、バクテリアや哺乳類細胞等の比較的大きな生体試料も数μmの視野で表面形態を1 fps以下の時間分解能で観察できます。PSタイプは全反射蛍光顕微鏡との複合機になっており、蛍光標識したタンパク質を同一視野で高速AFMと蛍光顕微鏡で観察することも可能です。SSタイプでは試料基板のサイズは1.5 mmφに制限されていますが、PSタイプではサンプル基板として標準的なスライドガラスが使用可能です。